江戸切子×SOL style
水晶のようなガラスの万華鏡 廣田硝子 Air Scope
伊東裕と劔持良美によって2009年に設立されたクリエイティブカンパニー、SOL style。
店舗デザイン、グラフィック、住宅からマンション、プロダクト開発、展示会企画、会場デザインまで「 FUN & FUNCTION 」をキーワードに幅広く活動し、伝統工芸を用いた製品開発にも積極的に取り組んでいます。
SOL styleがデザイン、明治三十二年創業の廣田硝子が製作を手掛けるAir Scopeは、透明なガラスのかたまりから削り出した水晶のような万華鏡。
頭頂部には伝統的な「江戸切子」の技術を生かした細工を施しており、底面から覗き込めば日常の景色を不思議な世界に変化させてくれます。
日の光を受け美しいプリズムを生み出すAir Scopeは、窓辺にぴったりのインテリア・オーナメントにも。
底面が斜めにカットされ、その姿はまさに水晶か氷柱のようです。
ガラス製の本体は側面からも光を取り込み、周囲の風景や光の強さ・角度によってさまざまな表情を見せてくれます。
「万華鏡」はその名前から日本に古くから伝わる伝統工芸のよう錯覚しがちですが、スコットランドの物理学者 が”Kaleidoscope”という名前で特許を申請したのが起源だそう。
灯台の光をより遠くまで届かせるために鏡の組み合わせを工夫している最中にこの万華鏡を発明したのだとか。
日本に伝わったのは江戸時代、文化文政時代の1819年には既に輸入されていたと言われています。
実は「江戸切子」が生まれたと言われているのがそれから15年後の1834年(天保5年)のこと。
実は万華鏡と江戸切子は同時代のアイテムなんですね。
江戸切子はその後、明治時代にかけてイギリス・アイルランドのカットグラス技術を取り入れながら発展していきます。
政治・文化が大きく移り変わろうとしていた江戸時代末期に日本に伝わった、遠い異国の不思議で魅惑的な「万華鏡」。
それが同じ時代に生まれた江戸切子の技術を用いて、現代的なデザインをまとって蘇ることに、えもいわれぬロマンと魅力を感じさせます。
廣田硝子/万華鏡(江戸切子) 星花 | | 廣田硝子/万華鏡(江戸切子) 水平 |
廣田硝子/万華鏡は窓辺に置くと一層美しい | | 廣田硝子/万華鏡は虹色に輝きます |
万華鏡は晴れた日に覗きたくなります | | 万華鏡はギフトにぴったりな木箱入り |
design SOL style ソルスタイル
寸法/万華鏡 W30×H120mm 木箱 W47×D139×H40 mm
素材:光学ガラス
made in Japan
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