真鍮と着色のコントラストが美しい掛け時計 Lemnos レムノス 安積伸デザイン 掛時計 Quaint クエィント

特徴のある時計文字盤の質感は、富山県高岡市の伝統産業である真鍮鋳物と
その表面への特殊な着色技術によってもたらされたもので、伝統工芸士の方々によって製造されています。
真鍮の露出した輝きと着色のコントラストが、他にはない素材感を魅力的に引き立てつつ、
打ち放しコンクリートや煉瓦といった壁面に掛けても存在感を感じる、豊かな質感を持った時計となります。

真鍮着色とはそれぞれ高岡銅器の伝統的着色技法の代表的な着色方法です
糠(ぬか)焼き朱銅色の手法を応用しており、銅合金に自然調和した発色方法が特徴です。
いろいろな技法・薬品の組み合わせを、先人方が試行錯誤を繰り返しながら研究し、開発してきました。
薬品と熱で斑紋の柄を引き出した後に、
黒染処理をした斑紋黒染色。純銀メッキを施した、斑紋純銀色。
緑青を発色させアンモニアガスに反応させて斑紋ガス青銅色にしています。

「Quaint クエィント」
古い時計塔の文字盤をイメージの源泉とした掛け時計。凸端面と外周を磨き仕上げにする事で真鍮を露出。

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■lemons
1947年、高岡市にて仏具メーカーとして創業以来、鋳物の時計枠の製造を始める。
渡辺力氏をはじめ、川崎和男氏、塚本カナエ氏など数々の優れたデザイナーとコラボレーションし、
洗練されたプロダクトを生み出し続けている。

■安積 伸 Shin Azumi
京都市立芸術大学卒業後、NECデザインセンター勤務を経て、1994年英国王立美術大学修士課程修了。
その後ロンドンを拠点とし95年よりデザインユニット「AZUMI」として活動、05年に個人事務所「a studio」設立する。
T-fal(仏)やlapalma(伊)など多くの国際的企業でプロダクトデザインに携わり、
FX国際デザイン賞「プロダクトオブザイヤー」(英)をはじめ国内外で数多くの賞を受賞。審査員としてもiF賞(独)などに参加。
lapalma社から発表した「LEM」スツールがＶ＆Ａ博物館(英)のパーマネントコレクションに選ばれるなど、
各地の美術館に作品が収蔵されている。

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デザイナー : 安積 伸
ブランド :Lemnos
サイズ : φ250xD36mm
重量 :1,400g
素材 :真鍮(糠焼き朱銅色)
生産国 : 日本