ハエたたき？オブジェ？
ALESSI Philippe Starck DR.Skud

浅草エリアの象徴となった巨大なオブジェ「Flamme d'Or（1989、アサヒビール スーパードライホール）」から、奇妙な生物を思わせる卓上サイズのジューサー「Juicy Salif（1990、ALESSI）」。
または、映画監督W.ヴェンダースにささげたW.W.スツール（1990、Vitra）から、アクリル製の透明な椅子「LA MARIE（1999、Kartell）」まで。

時代の空気を鋭敏に読み取りつつ、ウィットに富んだ自由な造形が特徴のフランス人デザイナー フィリップスタルク。
特に時代の寵児として活躍した1980年代後半から1990年代は「フィリップ・スタルクの時代」と表現しても過言ではなく、世界で最も著名なプロダクトデザイナーの一人です。

Dr.SkudはスタルクがALESSI社のためにデザインした「オブジェとしてのハエたたき」。
ハンドル端の脚で自立するため、普段はオブジェとしてお飾り頂けます。

無表情のまま横に視線を遣る人の顔が、穿たれたドットによって緻密に描かれたDr.Skud。
立体ながらも平面、平面的でありつつも立体的で、まるで切り裂かれた空間から別次元に住まう誰かが顔をのぞかせているかのよう。
これでハエを撃退するのは勇気が要りそうですが、インテリアに心地よく美しい「異質さ」をプラスしてくれる、アート志向のデザインプロダクトです。

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■ご使用時に極度に強い力を加えますと破損の原因となります。
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ブランド : ALESSI｜アレッシィ（Italy）
デザイナー : Philippe Starck｜フィリップ・スタルク
サイズ（重量） : W93×D67×440mm（163ｇ）
材質 : 熱可塑性プラスチック樹脂
カラー : グレー