out

送料無料税込8,800円以上のお買上で送料無料

 

書籍 TOTO出版 Touchstone 大橋晃朗の家具 監修 / 多木浩二+伊東豊雄+坂本一成 写真 / 藤塚光政【ゆうパケット対応可】[ゆうパケット 1/1]

独自商品コード 2023000007017
発行ポイント 0ポイント
希望小売価格
販売価格

3,080(税込)



購入数

在庫あり/1〜2営業日以内に発送予定

在庫切れ

製造元
原産地
商品特殊表示 在庫あり/1〜2営業日以内に発送予定
在庫状況

 

様々なスタイルの家具を試行錯誤をしながらつくり続けた家具デザイナー大橋晃朗氏。大橋氏は篠原一男に師事し建築を学び、以降、多木浩二、伊東豊雄、長谷川逸子、坂本一成等と親交を結び、建築や家具に関する思考を発展させました。



初期には伝統的な素材や形式から「もの」の存在感を追求した箱型の家具、素朴で実用的なシェーカー家具の複製を手掛け、1976年「代田の町家」(設計:坂本一成)のためにつくった「椅子または台のような椅子」を機に、「もの」であることを超えた「概念」としての家具を試みるようになります。その後、歴史の引用からかたちを導いた金属椅子の連作、量産を考慮した組立式の「ボード・ファニチュア」(1979〜83)の制作へと移行したときには、一般の人でも買うことができるような、社会における家具であることを強く意識したデザインをするようになりました。その後一転して作風が変わり、後期の代表作といえる色鮮やかで自由奔放な「ハンナン・チェア」(1985)以降は、一連のフレームと布を使った皮膜家具、スティール材を用いたベッドや椅子、黄色いフレームとカラフルな座面とのバランスが美しい「ドナルド・ダック」(1989)など、精神的にも身体的にも解放された踊り出すような家具を次々とつくり出しました。1990年「八代市立博物館」(設計:伊東豊雄)のために設計した家具は、オリジナルなデザイン性と実用性とのバランスに優れ、大橋氏のさらなる活躍が期待されましたが、その後間もない1992年に急逝しました。時代を超えて今もなお我々に新鮮な驚きをあたえてくれる、不連続とも言える作品の変遷は、氏の最後のインタビュー(初出『SD』8505、補遺として本書に掲載)となった次の言葉に表れています。「家具とは何か、と問い続けて、では解答といわれても、それはひと言でいえない。今もいわれたようにいろいろな脈絡が錯綜している。しかしあえていえば得体の知れないものだと思うんです。曖昧で他愛もないものに取りまかれて人間が生きている。たとえばそれを生活術と呼べばそんなマイナーだと思われていることのなかに、得体の知れないものが人間をつき動かし、その結果、物が逆に人間を使っていたりするように見えてきます」機能を超えて、かたちを超えて、デザインの臨界に至った珠玉の家具を初公開を含む写真、スケッチ、ドローイング、図面で網羅します。監修者である多木浩二、伊東豊雄、坂本一成の各氏による書き下ろしテキストも収録。もう巡り遭えない家具たちがここにあります。





■こちらの商品は店頭にて保管していた商品の為、軽微なヤケ・スレ・キズなどが見られる場合が御座います。ご理解ご了承の上お買い求め下さいませ。

著者:監修=多木浩二、伊東豊雄、坂本一成
写真=藤塚光政
造本・体裁:A5判(210×148mm)、並製
ページ数:320

この商品をチェックした人が見ている商品

  • トップ
  • その他
  • BOOK・DVD
  • 書籍 TOTO出版 Touchstone 大橋晃朗の家具 監修 / 多木浩二+伊東豊雄+坂本一成 写真 / 藤塚光政【ゆうパケット対応可】[ゆうパケット 1/1]
$nbsp; $nbsp;