ヤコブセンの原点とも言える幻の名作 “テーブルクロック” が現代に復刻
デンマークの鉄道駅で使われるクロックのデザインとなった、テーブルクロック STATION ステーション
アルネ・ヤコブセンは、デンマークが生んだ20世紀で最も影響力のある建築家兼デザイナーであり、今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げたデンマークデザインの父と呼ばれています。
1930年代後半、ヤコブセンはベラヴィスタ集合住宅をはじめとした大規模リゾートプロジェクトの成功をきっかけに、デンマーク最大手の電気機器製造会社「Lauritz Knudsen(ラウリッツ クヌーセン)」のテーブルクロックデザイナーに抜擢されました。
大戦の影響もありわずかな期間で販売終了となったことから“幻のテーブルクロック”とも呼ばれているこのプロダクトは、それまで住宅設計を主としてきたヤコブセンにとっての転機となり、その後の歴史に残る数々のプロダクトデザインの幕開けになった作品と言えます。
デンマークを代表するプロダクトカンパニーROSENDAHL社は、ヤコブセンのプロダクトデザインの原点とも言えるこのテーブルクロックを現代に甦らせるために、LK社のシニアスタッフとともに復刻プロジェクトチームを結成。
デンマークの博物館に展示されている希少なオリジナル製品を入手し、そのデザインを忠実に、かつ「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」というヤコブセンの言葉通り、時代に合わせた機能を加え、幻と言われたヤコブセンのテーブルクロックをオリジナルに忠実に復刻させました。
70年以上の時を経て、現代仕様にモディファイされたこれらのクロックは、LEDライト、ムーブメントセンサー、スヌーズ機能が新たに搭載され、バッテリーが220Vのコンセントタイプから2本の単3電池に変更。またアラーム音も専用に開発されました。
1943年、LK、ROMANに続き手掛けた「STATION」は、スタンダードなフォントを使用し、ドイツの技術規格に基づき制作されました。
このデザインを高く評価したLK社は、デンマークの鉄道の駅で使われるクロックにもこのデザインを採用。国内の鉄道駅にヤコブセンのデザインが普及しました。
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■こちらの時計には秒針はついておりません(真ん中の針はアラーム設定の針となっております)
デザイン : Arne Jacobsen アルネ ヤコブセン(denmark)
サイズ :Φ11×D6×H12(スタンド込)cm
素材 : プラスティック(ABS樹脂)、ステンレススチール、クオーツ
機能 : LED灯・アラーム機能搭載
付属品 : 正規保証書(1年)、専用ケース
生産国 : made in China