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Mustakvi|ムスタキビ
日本でも人気のフィンランドブランド「マリメッコ」。
マイヤ・イソラが手掛けた「ウニッコ」をはじめ、北欧を代表する名作ファブリックを数多く生み出してきたマリメッコ社で、
32年間・400点を超えるテキスタイルデザインを生み出した日本人デザイナーがいるのを知っていますか?
彼の名は石本藤雄(イシモトフジオ)。
1974年から2006年までマリメッコのテキスタイルデザイナーを務めたほか、フィンランドの老舗陶器メーカー「アラビア」でも
アート部門の一員として陶芸制作に取り組みました。
自然をモチーフに、手書きの筆致が残る優しい雰囲気が魅力の石本作品は、「和のデザインと北欧のデザインを融合させた」と
世界中から高い評価を得ます。
その後、マリメッコを離れてからは草花や果実をモチーフに陶芸作家として活躍。
2017年、50年ぶりに故郷の愛媛に戻った石本氏は「Mustakivi(ムスタキビ)」を立ち上げました。
フィンランド語で「黒い石[黒い(musta)+石(kivi)]」を意味するMustakiviは、自身の名字から「石」、協働創業者でありディレクターの黒川栄作の「黒」からそれぞれ取ったもの。
自然の美しさや季節の移ろいを手仕事の日用品の中に表現するMustakiviは、日本らしいものづくりに、長らくフィンランド活動を続けてきた石本氏の感性をプラスし、“よろこびのある日常” を届けます。
自然で繊細、そして、朗らかで美しい色彩が、手に取る度に心を明るく、優しくしてくれます。